この記事は、今後サラリーマンが、経済的に自立していくべき理由をまとめています。
経済的に自立するべき理由
経験がある
あなたは、サラリーマン生活で培った仕事のノウハウがあるはずです。私も、銀行の店舗に6年半、システム関連には24年、内部監査に1年弱在籍しました。そこで学んだことは、膨大です。
1万時間の法則をご存じですか?一つの仕事を休日を考慮しても5年やれば、その道のプロになれるということです。一つの仕事を5年以上やったならそこに他人より詳しい人材になれるということです。
人脈がある
Facebookやってますか?
あなたは、Facebookやってますか?少なくとも日本では、LinkedInがそれほど流行っていないので、ビジネス関係でも人脈を繋ぐのに一番簡単な方法はFacebookで友達になることです。
名刺をきちんと整理出来ていますか?
紙では検索が出来ないので、名刺管理ツールを使う方が良いでしょう。私は、SanSanを使っています。「早くいってよー」のCMで有名になったツールです。スマホを持っていれば使えますので、名刺の整理に使ってみましょう。仕事が変わっても、人脈は生かせます。時代の最先端をいく人たちはどの会社に所属しているかなどはあまり気にしません。あなたを評価してくれているのであれば、どの職業についても話を聞いてくれるでしょう。人脈はあなたの財産です。
資金がある
貯金、退職金などある程度働いていれば、貯蓄などの資金もあるでしょう。会社を辞めれば退職金や、従業員積立金、年金などを受け取ることが出来るはずです。
融資制度
会社を設立すれば、法人として資金の借り入れも出来るはずです。日本政策金融公庫からは、新規開業資金、新創業支援融資制度などが借りられるはずです。日本政策金融公庫から資金を借りられれば、事業として認知されたことになりますので、信用金庫や地銀などから融資を引き出すことができるようになります。
老後に不安がある
寿命が延びる
人生100年時代と言われます。第四次産業革命により医薬品を飛躍的に性能が向上し、寿命が伸びていくことが想定できます。2019年時点で、女性87.32歳 男性81.25歳の寿命が100歳程度まで伸びるとすれば、当然老後資金の不足が想定できます。人生100年時代だとするなら、50歳は折り返し地点に過ぎないのです。死ぬまで何とか所得を得て、生きていける人生設計をしなければ野垂れ死にする可能性もあるのです。
退職金が減少傾向にある
平均退職給付額(大学・大学院卒)は1997年の3,203万円から2017年は1,997万円まで落ち込んでいます。(厚生労働省「就労条件総合調査」)これだけ下がると、何らかの対策をうたないと老後の資金が不足します。2,000万円の退職金を毎月10万円ずつ取り崩すと16年程度で無くなってしまいます。
年金支給額が減少すると推測される
少子高齢化が進むにつれ、年金を支える人口が減るのですから、年金の破綻を防ぐため、年金額は、今後減少していくことが推測されます。今後年金を払う人口が減っていくので当然の事でしょう。
会社に頼れない
企業の平均寿命30年説
もちろん平均ですから、全てに当てはまるわけではありませんが、好調だった会社が一転、倒産寸前になるということは今後増えるでしょう。会社に頼って生きる時代は終わったのです。
第四次産業革命
今は第四次産業革命の真っ只中です。2011年のドイツから始まった、「インダストリー4.0」という流れは、センサーとIT技術の高度な融合により技術力の高い国家や企業に富が集中するのです。自分の所属する企業が、そのような流れに無関心でいれば、あっという間に時代の濁流に飲み込まれていくでしょう。
真のグローバル化
日本が今や、世界で移民の受け入れ4位であるということを知っていますか?コンビニやホテルなどで外国人を見かけることが増えましたね。実態に法的な整備が追いついてない感はありますが、確実に外国人は我々日本人の生活の中に溶け込み、労働市場に入り込んできます。
あなたは、コンビニで働いている外国人より優秀ですか?
アジア系の外国人がコンビニで働く姿をよく見ます。彼らは、母国語と日本語を流ちょうに使うのです。同じ会社で仕事をするならば、あなたは彼らより有能と言い切れますか?
英語ができますか?
日本人も今後は、英語が使えることが必須になるでしょう。今の学生たちは、優秀です。かなりの確率で英語を使えます。あなたは、英語を使いこなすフィリピン人より有用な人材ですか?
コミュニケーション能力は高いですか?
日本人は、大勢の前では話さないことが多いですね。セミナーの後の質問も「サクラ」しか質問しないこともよくあります。このように沈黙は美徳という文化がありますが、この美徳は、グローバル化の中にあって通用しません。日本語で話が出来ない人が、外国語で話すことができるでしょうか?
自分をブランド化できますか?
会社に頼れないならば、何に頼りましょうか?そう自分の足で立つしかないのです。サラリーマンではなく、一人一人が中小企業の経営者のような発想で、自分の名前をブランド化して生きていくしかないと思います。企業でも優秀な人ほど早く企業を巣立つ時代がきているのでしょう。50歳でも遅くはないと思います。まだ人生半分なのですから。
フロー商売からストック商売へ
いつまで自分の時間を切り売りしますか?
朝9時から夜6時まで、企業に拘束され、自分の生活を支えてくれる資産を構築できない生活をいつまで続けますか?昔は、退職金と年金があれば十分と思っていたのが、不足することが見えているのに、このまま野垂れ死にますか?
資産の構築が出来ていない
資産の構築をどのように行いましょうか?株式投資や、貯金なども良いでしょう。100歳までのファイナンシャルプラニングを行い、資産が不足せず、リスク過多でない方法を採るべきでしょう。
若い人には、見えている時代の変化
あなたは、ベンチャービジネスに飛び込めますか?
若い人たちには、大企業に勤め定年まで働き、退職金と年金で老後を過ごすというプランを描いている人は非常に少ないと思います。大企業でビジネスの基礎を学び、その後ベンチャービジネスを起こし、資産を築くという思考の方が増えていると思います。既に逃げ切った高齢者と若者の間のあなたは、逃げ切れますか?それとも戦略を変えますか?
あなたは、Youtuberになれますか?
今や子供の憧れの職業の第一位は、YouTuberです。これを流行り廃りで一蹴するのは問題があると思います。明らかにマスメディアの力が、YouTubeやブログへ移って来ているのです。個人がマスメディアに近い発信力を持ってきているのです。あなたは、YouTubeに動画を上げられますか?
あなたは、ブログで生活できますか?
今や、ブログで月10万円稼ぐことは出来ます。簡単とは言いませんが、それなりの労力に対して対価を頂けます。相手はWebの広告界のマスターであるGoogleの代理店をWeb上に構築し、広告を配信するのです。この仕組みをあなたは理解していますか?
まとめ
40歳から50歳台の方向けに「なぜ経済的独立をすべきなのかを纏めてみました」。今後、どのようにしていけばよいのか共に学んでいきましょう。
1.経験がある
2.人脈がある
3.資金がある
4.老後に不安がある
5.会社に頼れない
6.フロー商売からストック商売へ
7.若い人には見えている時代の変化
また、それぞれの項目について詳細に書いていきたいと思います。
<追記>
経済的自立のためにこちらの資料をお読みいただければ幸いです。
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