なぜ経済的に自立出来ないのか?

この記事は、なぜ、経済的に自立する生活ができないのか?会社に依存してしまうのか?についてまとめています。

変化への恐れ

安定した企業に10年、20年と在籍すると、外の世界が見えなくなります。企業の世界の中で安定してしまうと、会社の中の人間関係だけで生きていくことが出来るようになります。そこで満足してしまうのです。
あなたは、取引以外で他の会社に相談できる友人をお持ちですか?私は、仕事を通じて仕事以外の話も出来る仲間を見つけてきました。私は銀行を離れましたが、彼らはまたいろいろ相談に乗ってくれるでしょう。
しかし、同じ環境にいた同じ銀行の社員は、私と同じように他の会社の自立心の強い方や個人経営をしている方と同じ関係を築くことが出来た部下はごく少数でした。

社内の序列に満足していませんか?

あなたは、社内でどのような役職についているのでしょう。部長、課長、係長、それとも平ですか?その上下関係は、あくまでも会社の中だけです。外部の人があなたの役職を評価しているのか、それともあなた自身を評価しているのか、理解していますか?役職定年が来て、肩書が外れた時に同じようにお付き合いしてもらえますか?そして、あなたの会社の経営者は、あなたの人生を預けるに値する人ですか?
自分の家のある自治体でのお付き合いをしっかりとしていますか?自治体では、会社での肩書は殆ど意味がないでしょう。配偶者に全てをお任せしていませんか?

100歳までのファイナンシャルプラニングが出来ていますか?

これからは、人生100年時代です。100歳になるまで野垂れ死にしないような、ファイナンシャルプラニングをしておく必要があります。もちろん年金や、国の作るセーフティネットもあるでしょう。しかし、人間としての尊厳を保ち、生きていくためにはお金が必要です。大体どのくらいのお金が必要かは、「日本FP協会 便利ツール」で検索すると様々な家計診断で算出出来ます。ファイナンシャルプランナーに頼む手もあるかもしれませんが、彼らは保険などの金融商品を売り込んで来る方が多いです。もちろん例外もいますが、「日本FP協会 便利ツール」で十分だと思います。100歳まで安心して生活出来るのか出来ないのか、出来ないならば、何をすべきなのか?それを考えるためにもファイナンシャルプラニングは必須です。

所得が得られる自信がない

サラリーマンに慣れると、自分の労働時間を切り売りすることを考えます。しかし、これからは、どのような価値(バリュー)を提供し、対価を得るかということを考えていかなければなりません。時間ではなく、提供できるバリューの価値によって対価が決まる時代になってきたのです。コロナの流行により、テレワークを始める会社が増え、ただ時間を浪費しているサラリーマンが、あぶりだされてきています。先ずは、自分の提供できるバリューは何かを考えていきましょう。そして、そのバリューは社内の人間関係ではなく、社外の人間関係が大きく影響してきます。そしてその人間関係がバリューを生んでくるのです。そうすれば、あなたが現在所属する会社を離れたとしても、協力していただけるでしょう。人間関係が豊かな人には、仕事も相談も流れ込んできます。独立しても助けてくれる人がいます。独立する自信の無い方は、先ず今あなたが他人よりも詳しい領域で、独立可能なビジネスモデルを考えましょう。そしてそれを更に磨き独立できるように牙を研ぐのです。
何も思いつかない人は、ベンチャー企業に飛び込むこともありでしょう。ベンチャーは、社員数が少ないので、多くの領域を自分がやらなければなりません。4年もやれば、独立できるようになるでしょう。

あなたは、長年サラリーマンをやってきたのです。必ずあなたの力を必要とする人はいます。そこを見極め、次のステップに飛び込む勇気が必要なのです。

 

<追記>

経済的自立のためにこちらの資料をお読みいただければ幸いです。

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この記事を書いた人

代表の西條泰弘(さいじょう やすひろ)と申します。自分自身、東京の人混みを嫌い、富士山の麓で、ソーシャルディスタンスを確保しながら、のんびりと生活をしています。元は銀行のシステム部門の副部長をしていました。小学4年生と1年生の父親でもあり、キャンピングカーで日本全国を妻と子供と旅行をするのが趣味です。田舎の生活に興味をお持ちの方は、ご相談いただければいろいろお役に立てると思います。「問い合わせ」からコンタクトをお願いします。

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