サイボウズ 青野慶久(あおのよしひさ)社長カンブリア宮殿に出演

7月2日のカンブリア宮殿に、サイボウズの青野社長が出演されるそうですね。今回は、「社員のリモートワーク率100%であり、社員を大事にしている企業」というテーマのようですね。もともとサイボウズはグループウェアの会社ですから、社内の電子化は殆ど終わっていたでしょう。ですからこのコロナ禍の中、リモートワークへの移行は、他の企業に比べれは、はるかに簡単だったと思われます。また、最近では、青野社長は、夫婦別姓の訴訟でも有名ですね。今回の記事は、経済的自立のためのグループウェアの話を書いてみたいと思います。

経済的自立のためにグループウェアは必須でしょうか?

答えは必須です。このコロナであらゆる仕事が、インターネット上で動き始めています。ソーシャルディスタンスを確保するためにも。また移動という無駄を減らすためにも、リモートワークという波に乗らなければなりません。その為には、グループウェアが必須なのです。グループウェアは、ビデオ会議とチャットの機能が実装され、あっという間に情報共有が出来るように作られているのです。昔のように根回しなどという無駄をする必要がないのです。現在西條がお勧めするグループウェアは、3つあります。

G-Suite

言わずもがな、Googleが作ったグループウェアです。Googleの社員は全てこの機能を使って仕事をしており、コロナ禍の前からリモートワークを行っていました。彼らは、自分の会社を効率的に動かすために必要な機能を作りこんだ非常に高機能であり、またGoogleの文化が色濃く反映されたグループウェアです。G-Suiteだけで仕事をするならば、最高の製品ですが、Word、Excelなどのファイルを扱う必要が出てくると、暗号化したファイルが開けられない、文字がズレるなどの問題があり、マイクロソフトのOfficeを導入する必要が出てきます。しかし、このあたりもGoogleも問題だと思っており、修正されてくるのも時間の問題だと思われます。
また、GAS(Google App Script)というほぼJava Script互換のスクリプト言語が非常に優秀で、プログラムを組むことが出来る方には、最高のツールでしょう。

Microsoft365

王者Microsoftのグループウェアです。もともと、ばらばらであった、MicrosoftOffice、SharePointを組み合わせ、Teamsでビデオ会議、Slack的な機能を追加した、現在世界で最もシェアの高いグループウェアです。今年からは、WindowsOSの権利まで追加され、WindowsPCを使っているならこのグループウェアを選ばない理由はないと思わせるまでに高機能化してきました。ただ、元がバラバラの製品であったため、G-Suiteほどの統合感がないところが現在の最大の弱みですが、これもあっという間に統合されていくでしょう。

サイボウズOffice・Garoon

日本人ならサイボウズ。西條も前職では、サイボウズを一部に導入したことがあり、日本の文化をよく理解したインターフェースには感心した覚えがあります。G-SuiteやMicrosoft365のようにそっけないものではなく、非常に使い勝手が良かった覚えがあります。ただ日本人としては、国産に頑張って頂きたい思いはありますが、GoogleとMicrosoftでは、相手が悪い。それぞれGCPとAzureという巨大プラットフォームを持ち、世界基準を定めていく程の開発力を持った会社の作ったグループウェアに対し、日本というローカル市場だけでなんとか生き残るしか無いのではと思わずにはいられません。

西條のお勧めは?

今後独立される方が採用するなら、G-suiteとMicrosoft365の2重持ちが良いと思います。1人か2人で使うのでしたら、それほどコストがかかるわけではありません。様々な方と連絡をとり、仕事をされるなら、ここはケチるところではないでしょう。

夫婦別姓訴訟についてはどう思う?

知らなかったのですが、青野さんは結婚された時に自分が名前を変えたのですね。本名は、西端 慶久(にしはた よしひさ)さんだそうです。特に婿に入ったわけではなく、奥様が苗字を変えるのが嫌だったので、それならばと自分が変えることにしたそうです。本当に頭の柔らかい方なんでしょうね。私は、妻が変えてくれたので、西條のままなのですが、当時妻が色々な書類を出して、苦労したのを思い出すと、別姓でも何の問題もないと思います。青野さんは、結婚時に2人とも苗字をかえても良いんじゃないかと言ってましたが、それもありかもしれませんね。家を継ぐという感覚が無くなりつつある今、この問題提起は非常に良いのではないかと思います。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

代表の西條泰弘(さいじょう やすひろ)と申します。自分自身、東京の人混みを嫌い、富士山の麓で、ソーシャルディスタンスを確保しながら、のんびりと生活をしています。元は銀行のシステム部門の副部長をしていました。小学4年生と1年生の父親でもあり、キャンピングカーで日本全国を妻と子供と旅行をするのが趣味です。田舎の生活に興味をお持ちの方は、ご相談いただければいろいろお役に立てると思います。「問い合わせ」からコンタクトをお願いします。

目次
閉じる